2012年4月3日

「大阪人」が5月号増刊で休刊


【大阪】ついに懸念されていた「大阪人」が休刊になってしまった。
最終号は4月2日に発売された「5月号増刊」。最後のネタは「古地図で歴史をあるく」で古地図の付録つきだ。
これはお買い得。古地図って高いんだよ。

本紙既報どおり、この分野は予算を削られた一部門だったわけだが、予算削減のあおりよりも以前に、2011年度は3800万円の赤字となっていたらしい。うーん、厳しいねぇ……。

同誌がなくなった今、地元誌としては、季刊誌の「大阪春秋」などがあるが、「大阪人」と比べると学術的な面が強く、一般受けするような体裁になっていない。

まぁ、これで大阪を知る一般大衆的な活字媒体が消えたと思っていいだろう。残念だ。

一方、テレビの地元発信はほとんどステマ臭くて、「大阪ほんわかテレビ」だけが唯一の救いなんだが、なんとかこうした土壌を脱して、新たな地域発信媒体が出てくることを希望してやまない。

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